なつこのくんくん日記

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2004年10月24日 なぜ”くんくん”なのか!? (カテゴリー: くんくん

くんくんとは、ニオイをかぐときの擬態語ですな。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚五つもある感覚の中で、なぜ嗅覚に関心があるのか?それは・・・!

みなさま初めまして!多和田奈津子です。

私は小さいときから、身体が弱かったせいか、子供用風邪薬のシロップが大好物で
「おかわり!」と言って、母を嘆かせていました。
入院体験も私と同じ年頃の女性に比べると、多いほうだと思います。
12歳で扁桃腺肥大の手術を受け、16歳で甲状腺ガンの手術、
21歳でアイソトープ治療のためそれぞれ入院。21歳のときには、
「なぜほぼ5年毎に入院!?やりたいことがちっともできないじゃないかーっ」と
さすがに憤りを感じたほどです。
「これはきっと自分自身への気合が足りないせいだから、私は今ここで誓う。
今度入院するのは、絶対出産!!」と、退院するとき決心しました。

しかし、その宣言も空しく、25歳のとき、私はNK/T細胞型、右副鼻腔原発の
悪性リンパ腫という血液のガンを発症したのです。
このとき、人は自分の意思だけではどうにもならないことも知りました。
また律儀に“出産で入院宣言”をしてからほぼ5年後のことです。
そして悪性リンパ腫の治療から5年以上経った今・・・おかげさまで入院はしていません。
が、悲しいことに(?)出産をする予定も皆無です。

この25歳のとき発症した悪性リンパ腫は、今までの病よりも、
たくさんの置き土産をしていきました。
その一つは治療のため副鼻腔に照射した放射線による、嗅覚障害です。
治療の際、副作用として、嗅覚に障害が出ることの説明を受けていました。
しかし、それがどんな風に消滅していって、また回復していくのかは、
本人の体験でしかわかりませんでした。

実は、日本人は香りにうるさそうでありながら、嗅覚に対してあまり関心がないようなのです。
ネットでこのテーマを検索をしても、私のニーズに合うサイトは見つけることができませんでした。

私が、自分の嗅覚はどーなってんの?と知りたかったように、
もしかして、同じ症状で悩んでいらっしゃる方、また嗅覚や医療について興味をお持ちの方に、
一患者の気持ちを知ってもらえたらと思っていました。
そこへVIVA!の後藤さんからブログを書いてみない?と、ありがたいお話をいただき、
今こうして快適なネット環境の中でブログを始めることができました。

くんくん日記では、日常で感じる、においに関する過去と現在のこと、
等身大の患者からみた医療の風景を書いていきます。
ちょっと緊張気味に始まった第一回目ですが、
みなさまどうぞこれからもお付き合いくださいねー!