なつこのくんくん日記

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2004年11月01日 もう7年も前の話ですが (カテゴリー: くんくん

放射線治療からもう7年を迎えようとしています。
ニオイにまつわる思い出話その1♪
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‘97年11月17日からその年の暮れ近くまで20回に渡って放射線治療は行われました。
照射量は全部で50grです。

右副鼻腔にあるガンをやっつけるためには、私専用のお面を作り
鼻の右側を中心に照射位置を決めます。
お面をがっちりベッドに固定することで、毎回まったく同じ箇所に照射できるという仕組みです。
治療の前に、照射により嗅覚障害がでる可能性について説明がありました。
放射線を直接鼻に照射するのだから、何らかの障害が生じることは簡単に想像できました。
照射の場所が上の前歯にも少しかかるので、ついでに味覚障害も懸念されました。

私の嗅覚は、治療の途中までは元気なときと同じぐらいあったと記憶しています。
もっとも治療前の私は、全身倦怠感、高熱、寝汗、くしゃみ、鼻水、絶えず続く空咳に見舞われ
ニオイがするかどうかという敏感な感覚がそっちのけになるような状態が続いていたので
定かではありませんが・・・。

ニオイがわからない、と初めて感じたのは、なんとトイレでした。
入院中トイレに入ると、ムッと独特のニオイがしましたが、
それ以外の糞尿のニオイがまったく感じないのです。
もっとも洋式のトイレがほとんどで、掃除も行き届いていたから、
もともと悪臭がひどいわけではないのでしょう。

糞尿系ではもう一つエピソードがあります。
放射線治療は横浜の家から一時間以上かかる東京医科歯科大学附属病院で行われたために、
入院治療をして、治療のない週末には自宅へ帰って静養していました。
家にはネコが二匹います。ネコを飼っている人なら誰もが経験あると思いますが、
そのネコたちのおトイレはヒト様のソレよりかなりニオう!
しかし、私だけはそのペットトイレからネコの糞尿のニオイはしないのです。
では、におわない分、気楽にせっせとトイレの掃除をしてあげたかどうかは、
・・・みなさんのご想像におまかせします☆

 放射線治療のときにはっきりとニオイがなくなった記憶というのは、
今となってはそのぐらいしか思い浮かびません。
 というのは、糞尿のニオイがしなくなった頃に、味覚の障害が深刻になってきたからです
何を食べてもバターのような味しかせず、ニオイにまで気が回らなかったのかもしれません。
「患者さんは嗅覚に対して、関心が薄い」
とある医師から発言されて、かなりご立腹のナツコでしたが、改めて思い出してみると、
こうした極限状態のときには、やはり関心が二の次になる感覚なのでしょうか・・・!?