2005年03月12日 未完成の絵 (カテゴリー: 八ッ場(やんば)ダム )
思いをつないでくださる方がいて、先日、「心からのお返事」を宛てた水出さんに、3月7日(月)、お会いすることができました。
川原湯は小春日和。でも雪景色でした。ほとんど押し掛けです。塩をまかれても不思議はないなぁと思っていたのに、実直にお話を聞かせてくださり、「前に向かって進みたい」(最後のチャンスを逃したくない)という気持ちが伝わってきました。
お聞きした中で、最もドキリとした言葉は、現実への皮肉を込めて出てきた 「絵に描いた餅を見たい」という言葉でした(はずみでおっしゃられた言葉)。
普通、「絵に描いた餅」とは、実現性がない絵空事を意味します。
ところが、川原湯には、「描くことすらできない餅」という現実がありました。まち再建の未来図はあるのだが、その未来図が物理的に途中でぷっつり切れている。それゆえに、俗に言う「絵に描いた餅」、としてすら完成していない現実を言い表された。

土地を売る人と売らない人。水没予定地と非水没予定地。地主とそうでない人。どこのダム水没予定地にもある、立場や考え方の違う人がいるままで、国家が、事業を見切り発車した結果が、その未完成な絵だ。
まさのあつこ atsukom@mrj.biglobe.ne.jp
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