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ViVa! 市民活動スクランブル

第1号/Live Report

「環境就職進路相談会 by エコ・リーグ」<2002年12月5日〜7日、東京・有明・東京ビッグサイト> (2003年2月12日掲載)

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/1904/

さまざまな分野で活躍するNPOやNGOなど市民団体の活動やイ ベント、最新動向をお伝えするコーナー。一回目は、今月東京ビッグサイトで 「エコ・リーグ」の主宰により行われた「環境就職進路相談会」の模様をルポします。

環境で働きたい学生が多数参加

相談会風景の写真「環境関連の仕事に就きたい」「就職して社会に出ても環境問題への関心を深 めたい」−−こうした希望を持つ学生が増えているなか、環境に関心のある若者 のネットワーク「エコ・リーグ」が主催し、エコプロダクツ2002事務局の協力による「環境就職進路相談会」(以下相談会)が、12月7日(土)、東京ビックサイトで5日〜7日まで開かれた「エコプロダクツ展」(日本経済新聞社主 催)内イベントとして行われた。

相談会は95年に始まり、エコプロダクツ展での開催は99年以降2回目。主に若手社会人と大学生が実行委員会を組織して企画・運営している。相談会のコンセ プトには大きく次の2つがある。

  • 仕事を通じて環境保全を図っていきたいという進路選択の際に「環境」というテーマでも様々な切り口
  • 分野で直接、間接的な関わりかたができることを知る機会となる。
  • 環境保全と仕事をつなげていくというマインドを持った若い世代が、様々な業界・業種に浸透することで、将来的に環境と結び付けた仕事をしていくムーブメントの素地をつくる。

今年は相談会と、「企業の環境部ってなに?!」と題したシンポジウムの2つが行われ、同展の中でも若い参加者を集めてひときわ目立っていた。

自分にとっての「環境就職」とは..

シンポジウム風景の写真相談会の人気の秘密は、すでにいろいろな分野で仕事をしている社会人がカウンセラーとして参加し、参加者が、実際に働いている人の話を聞くことができることだ。メーカー、シンクタンク、ベンチャー、NGO・NPO、公益法人、公務員など多岐に渡る業種から約40名がカウンセラーとして参加。実際に働いている人の生の声を聞ける機会ということで、参加者は興味のある職業の社会人の ブースを回って熱心に話を聞いていた。

一方、カウンセラーの社会人からは、「学生一人ひとりの話を聞くのは大変だが、意識のレベルが高いのに感心した」と言う意見や、「学生と話すことで自分の職業を逆に見つめなおすきっかけになった」などの声が聞けたが、「相談会なのに相談することがない、という受身な人が意外に多かった」などという意見もあった。

 また、シンポジウムでは、それぞれの分野で大手と呼ばれる3社(花王、日本IBM、トヨタ自動車)の「環境部」のマネージャークラスをパネリストとして迎え、これから就職活動をするにあたって「環境」と仕事との関わり、求められる人材像、今後の課題などのテーマについてディスカッションが行われた。

 入社してすぐに「環境部」に配属されることはない。しかし、現場での環境活動担当部署に配属はありえる。そのため、まずはそちらで経験を積むことは可能であること。そして何より、環境への熱意を持ちつづけて行動していくことが大事であること−−など、経験に基づくアドバイスがあった。

 そして最後に、環境に携わっていく上で大切なことは?という質問に、3人が3人とも「英語」と答えたのが印象的だった。

 環境に配慮することが社会で当たり前になりつつあるからこそ、「自分はどういう形で環境と関わっていくのか」を考えることが重要になっているのだと考えさせられた。(フリーライター・野口朋子)

データ
「環境就職進路相談会」
主 催:エコ・リーグ
■当日参加人数
 ・シンポジウム;168名
 ・相 談 会 ;202名
 ☆エコプロダクツ展の入場者数
   3日間合計;100,483人(日経目標 10万人)
   相談会開催日(12月7日・土)
        ;26,629人