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市民活動スクランブル

このコーナーでは、さまざまな分野で活躍するNGO・NPOなどの 市民団体・非営利団体の活動やイベント、最新動向をお伝えするコーナーです。 専門家、ジャーナリスト・ライターによるレポートや、団体・活動家自身による 報告をもとにお届けします(現在データ移行中です。全コンテンツはこちらから)。

2003年06月19日

ECO・エコ省エネゲームワークショップ

[ 環境 ]

特定非営利活動法人 足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ

ゲームの様子
「冷蔵庫も買いかえちゃおうよ!」すぐゲームになじんだのは子どもたち
 2003年6月7日(土)、東京・江戸川区で地球温暖化問題に取り組むNPO法人「足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ」(足温ネット)が企画、考案した省エネゲームを使ったワークショップ(WS)に参加しました。

■ゲームを通して省エネ効果を体験

 「ECO・エコ省エネゲーム」と題するこのWSは、足温ネットが試行錯誤を重ねて完成したもので、ゲームを通して実際の省エネ効果を体験し、エネルギー問題について学ぶことができるという、画期的な試み。

当日は2回WSが行われ、私は午後の部に参加。会場には、大人から子どもまで30名ほどの人が集まり、用意された4つの机の上には、ゲームキットが置かれていました。私の机のメンバーは、大人の女性3人と小学生の女の子2人、中学生くらいの男子1人という6人。他の机には親子の参加者も多く、環境やエネルギー問題への関心の高さが伺えました。 「250万円を元手に、生活で使う電化製品(冷蔵庫、照明など)を買い換えたり、省エネ機材を導入することで、20年間のCO2排出量とコスト削減をしてください」
足温ネットの人からのルール説明が済んだら、早速ゲームスタートです。

私たちの班は、現在使用中の器具を買い換えようということでみんなの意見が一致して、電卓片手に検討を進めました。買換えを250万円以内にする計算はなかなか大変。CO2排出量とその計算の話になるとちょっと難しかったのですが、小学生の女の子達は電卓片手に一生懸命コスト計算などをしてくれました。

■CO2排出量が20年で半分に!

ゲームの様子
「電化製品って20年も使うかしら?」家計を預かる主婦の意見はシビア
 こうして各班が一通り計算した後、各器具のCO2削減量と節約金額が明かされて、今度はトータルの削減量、節約額の計算を行いました。すると、その結果にみんなびっくり!20年間でなんとCO2排出量が約半分に減り、節約金額は約300万円となって投資金額を上回ったのです。

特に長時間使用する冷蔵庫、エアコンなどの効果が大きくて、例えば旧い冷蔵庫を後生大事に長く使っているよりも、消費電力のはるかに少ない新型に買い換えた方が、省エネになるというお話もありました。

でも、「もったいない」という気持ちや、良いものを長く使い続けて、ごみをできるだけ出したくないという思いは誰にもあるはず。また、計算をしている最中に「電化製品って20年も使うかしら?」という声も。技術の急速な進歩が生んだジレンマとも言え、省エネとごみ問題の板ばさみ(?)の気分です。ゲームは、各班の結果に更にCO2排出量や節約料金がプラスされるイベントカードが適用されるなどした後、各班の結果発表が行われ、盛況のうちにWSは終わりました。

このWSでは実際の製品をもとにした数値が提示されるので、ゲームの中で商品を選択する時に考えたり気をつけたりすることで、現実の生活で「無理せず省エネ」するノウハウが学べるところにリアリティや説得力があり、面白いなぁ、と感じました。

家電製品一つ買い換えるにも、目先の値段だけにとらわれず、「20年先」までの省エネ効果や環境負荷を考えることの大切さを再認識させられたWSでした。

(野口朋子/インフォメーション・プランナー)

ECO・エコ省エネゲーム
ECO・エコ省エネゲーム

※このゲームは、キットと合わせて楽しめる書籍として合同出版から発行されています。
・・・B5判並製、128ページ、1,680円。
ゲームキットは1,260円で、本とキットのセット定価は2,730円
申し込み・問い合わせは合同出版(E-mail: jde00514@nifty.com )まで。

関連サイト
合同出版/省エネゲーム公式HP


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投稿者: ViVa! 編集部  2003年06月19日 15時20分