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<2003年8月3日、神奈川県横浜市青葉区>

あざみ野駅入口常駐型の駅ボランティアを導入した横浜市営地下鉄あざみ野駅に行ってみました。
■ボランティア活動の経緯
横浜市営地下鉄では主に他の鉄道と乗り換えのある駅のボランティア活動の一日体験会を平成13年から行っており、これまで上大岡駅(港南区)、新横浜駅(港北区)と活動する駅を増やしてきました。今年度は東急田園都市線との乗換駅あざみ野駅で実施されました。あざみ野駅は港北ニュータウンの玄関駅でここから渋谷や都心に向かう人、また神奈川県中央部から戸塚、新横浜に向かう人などたくさんの利用者がいます。
■ボランティアになるには

「ボランティア活動中」と書かれた看板 まず4月に駅ボランティアの一日体験会の参加募集がかかりました。応募者は延べ約110人のようです。そこでは講師の指導のもと、車いす利用者、視覚障害者、高齢者のサポートと擬似体験をする3つのグループに分かれ、的確なサポート習得を行ったようです。 体験会終了時にはボランティア証が交付され、参加者は同駅構内で自由にボランティア活動ができるようになります。自由といってもボランティアがあざみ野駅を利用や立ち寄った際に困っている人に支援をする活動ができるということです。
■従来の取り組みとの違い

市営地下鉄の最新車両 車椅子スペースもある市営地下鉄の最新車両。従来も体験会終了の後ボランティア証が発行され自由なボランティア活動を行うということを上大岡や新横浜では行っていました。しかしあざみ野では夏休みに限って「常駐型」を試行してみるということを体験会であらかじめ予告して応募を受けたようです。30名を越える応募者が出たようで、スケジュールを組んでその任務に当たるようです。駅ボランティアは関西ですと神戸電鉄が行っているようです。
■駅ボランティアの将来性
全国の駅では、平成12年に施行された交通バリアフリー法によってエスカレーターやエレベーターの設置が進んではいます。しかし、お年寄りや視覚障害をお持ちの方にとってはまだまだ自動改札や自動券売機の利用などで手間取るケースが増えるようにも思えます。また、外国人の方のサポートなど人手にどうしても頼らざるを得ない部分も残ります。
駅は従来、駅業務として駅員が対応すると思われていましたが、今後は駅員とボランティアの両面から数々のサポートをしていく方向に向かうように思えます。
(佐藤成臣/Viva! 編集委員、トラベルライター)
関連サイト
市民活動の拠点としての駅施設