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市民活動スクランブル

このコーナーでは、さまざまな分野で活躍するNGO・NPOなどの 市民団体・非営利団体の活動やイベント、最新動向をお伝えするコーナーです。 専門家、ジャーナリスト・ライターによるレポートや、団体・活動家自身による 報告をもとにお届けします(現在データ移行中です。全コンテンツはこちらから)。

2005年07月03日

「貧困ゼロ」への挑戦/「Live 8 Japan コンサート」レポート

<連載> 「貧困ゼロ」への挑戦

Live 8 Japanコンサート レポート

今、地球上では極度の貧困により、3秒に1人の子どもが命を落としています。
この命は、私たちがほんのちょっと関心を持つだけで救えるものなのです。
そして、それは私たち先進国の政府が責任をはたしていないことにも大きな理由
があり、貧困が人為的に作り出されているのです。
」(Live8Japan HPより)

アフリカの様子を映すフィルムに真剣に見入る聴衆(写真提供=「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」事務局)
アフリカの様子を映すフィルムに真剣に見入る聴衆(写真提供=「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」事務局)
2005年7月2日(土)幕張メッセにおいて開催されたチャリティーコンサート、Live 8。これは、時差の関係で、世界各国10ヵ所で同時に開催されたコンサートのキックオフともなった。
 

 

■Live 8とは・・?

Live 8は、7月8日より開催されるサミットに合わせ、アフリカの貧困根絶を呼びかけることを目的にしたチャリティーコンサートで、サミット参加8カ国(G8)にちなんで〈Live 8〉と名付けられた。主催は、アイルランドのロック歌手、ボブ・ゲルドフ氏。ゲルドフ氏は、20年前にはエチオピアの飢餓救済を目的として史上最大のチャリティー・コンサート〈Live Aid〉を行い、1億ドルの基金を集めている。

Live8コンサートは当初、ロンドン、パリ、ベルリン、ローマ、フィラデルフィアの5都市での開催が予定されていたが、その後、エディンバラ、トロント、東京、ヨハネスブルグ、モスクワが加わって10ヵ所となり、G8参加国(米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ロシア)全での開催が実現した。

■Live 8 Japanには若者が多く参加

LIVE8 に来た「ほっとけない」の賛同NGO団体スタッフたち(写真提供=「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」事務局)
LIVE8 に来た「ほっとけない」の賛同NGO団体スタッフたち(写真提供=「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」事務局)
日本での会場となったのは、幕張メッセ(千葉)。最大2万人を収容可能という会場スペースにはライブ開始後も余裕が見られた。会場前方のスクリーンでは、貧困撲滅を訴えるビデオが上映され、「3秒に1人の子どもが命を落としている」といったメッセージや、路上で生活する人々の様子が流されていた。

さまざまな年齢層の観客がいたが、比較的若い世代が多い印象を受けた。多くの観客は、「貧困をなくそう」という声を表すホワイトバンド(白い腕輪)を身につけて参加しており、アーティストと共にそのメッセージを共有しようとしているように見えた。

この「ホワイトバンド」は白いシリコン製で、身に着けることで世界の貧困に関心があることを示すもので、日本では7月より300円で販売されている。欧米で既に定着し始めたキャンペーンを日本にも広めようというもので、売り上げは、「貧困絶滅」のキャンペーン費用に充てられる。

ほっとけない 世界のまずしさキャンペーンのオフィシャルサイト
「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」
のオフィシャルサイト
日本では歌舞伎の中村勘三郎さんや作家の村上龍さん、サッカー日本代表の中田英寿選手など著名人が多数参加している(販売は、オフィシャル・ホームページ、全国主要書店、タワーレコード、フランフランにて)。

さて、コンサートは14時より開始。最初はロックバンドRIZEがステージに上がり、「世界を変えよう!」とメッセージを送った。その後は海外からのアーティスト2組が続く。英国のMcFLYは「今日、この場に参加できて光栄だ」とコメントして熱唱。次に登場した米国のGood Charlotteも熱のこもった演奏で会場を湧かせた。その後、Dreams Come Trueが登場し、「一緒に楽しんで、みんなで世界に声を届けよう!!」 と、語り、Love Love Loveの英語バージョンなどを会場と一緒になって歌う場面もあった。そしてラストは、今回が実に2年ぶりの日本でのライヴ・パフォーマンスとなったBjork。会場は幻想的な雰囲気の中、Bjorkの歌声に聴き入った。

コンサートの合間には、こうしている間にも世界では貧困で3秒に1人のこどもが死んでいることを象徴するように、皆で3秒に一度指を鳴らすパフォーマンスを行ったり、また、スクリーンでは貧困撲滅を訴えるビデオ上映が繰り返され、このコンサートの目的を語り続けていた。

■ロンドンでは参加者20万人

アーティストの呼びかけに答えてホワイトバンドをかかげる聴衆(写真提供=「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」事務局)
アーティストの呼びかけに答えてホワイトバンドをかかげる聴衆(写真提供=「ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン」事務局)
Live8には、160以上のバンドやシンガーが参加。最大規模のライブはポール・マッカトーニー氏とU2のボノ氏がオープニングをつとめたロンドンのハイド・パークで行われ、参加者は20万人にもなったとされる。また、世界に向けてテレビ中継やインターネット配信が行われ、それらを見た人は2千万人以上にもなるとの推測もある。

2日の英各紙には主催者のゲルドフ氏の公開書簡が掲載され、「毎日5万人が貧困のために死んでいるという現実を終わらせるため、G8首脳は最大の責務を負っている」と、先進各国に行動を促した。

日本でこのLive8コンサートが開催されることが決まったのはかなり直前になってからであった。そのため宣伝が間に合わず、参加者が1万人程度に留まり、また、コンサートのメッセージを十分に伝え切ることができなかったのではという感が残る。
一方、日本は発展途上国に対して多額の援助を行う援助大国でもある。債権放棄が行われれば、日本も債権放棄に関しての負担が求められることも含め、日本国民として援助のあり方について関心を持つべきだろう。

Live 8により、世間の貧困への関心は高まった。これを単なるイベントとして終わらせるのではなく、一人一人が関心を持ち続けること、世界を変えると信じて行動し続けることが本当に大切なのではないかと感じた1日だった(野口朋子/インフォメーション・プランナー、ViVa!コンテンツサポーター)。

<関連HP>
Live 8 Japan HP
Live 8 HP
「ほっとけない 世界のまずしさ キャンペーン」(日本、ViVa!運営主体のJCAFEは、このキャンペーンの賛同団体です)
Global Call to Action Against Poverty (G-CAP)
 - グローバル貧困撲滅キャンペーン 
「MAKE POVERTY HISTORY - 貧困を過去に」 (イギリス) 
「The ONE Campaign - 援助資金を国家予算の1%に」(アメリカ)

「貧困ゼロ」への挑戦
MDGsから貧困問題を考える><Live 8 Japanコンサート>

投稿者: http://www.viva.ne.jp/  2005年07月03日 18時01分
Comments

熟年世代の私には、
フォントが小さすぎて、折角のレポートが
殆ど判読できない。
何とかしてほしい。

Posted by: hirataka at 2005年07月20日 00:22

>hirataka

Safariならすぐ上にフォントサイズを変更するボタンがついてます。
大人なら他人に頼らず、自分で解決法を探しましょう。
「何とかして欲しい」じゃ情けなくありませんか?

Posted by: Yamada at 2005年07月20日 14:59

hirakataさんへ

ViVa!コンテンツマネージャーのごとうです。
ご意見ありがとうございます。
ViVa!に掲載している主コンテンツの文章の
フォントは、一部ヘッドライン等をのぞき、それ
ほど小さなサイズには設定しておりません。

恐れ入りますが、お使いのインターネット閲覧用
ブラウザ等の「表示」などの機能をお使いになり、
フォントサイズを変えてご覧下さい。よろしくお
願いします。

Yamadaさんへ

お答えありがとうございます。
ただ、上記のような物言いはけんか腰ですので、
場合によりコンテンツマネージャー(編集長)権限
で削除させていただく場合があります。
今回は主旨は間違っていないと言うことで残します。

今後ともViVa!をよろしくお願いします。

Posted by: ごとう at 2005年07月20日 19:31
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