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ジョゼ・マヌエル・バローゾ次期欧州委員会委員長(写真)は10月27日、フランス・ストラスブールで開催された欧州議会本会議で、同日予定されていた新委員会への信任投票の延期を要請し、新体制に向けて発表されていた人事を白紙撤回することを表明しました。このため、11月1日に予定されていた新欧州委員会の発足も延期されることになります。
この問題は、イタリア出身のブティリョネ副委員長候補(司法・内務問題担当)が欧州議会で今月上旬、「同性愛は罪」、「家族は女性が子供を産んで、夫に守られるためにあるもの」などと発言したことに対して、欧州社会党など議会各派から反発の声があがり、議会での新人事案承認に向けた作業が難航していたものです。
同日開催された欧州議会でのスピーチでバローゾ次期委員長は、各党派のリーダーと議論を交わし、欧州理事会議長とも相談した結果、新人事が承認された場合、「その結果は欧州の機構そして欧州の建設計画にとって前向きなものにはならない」と話し、新欧州委員会に対する欧州議会の承認を求めないことを決断したと公表しました。
バローゾ次期委員長はまた、「正しい結果を得るためには時間をかけることが好ましい」としていて、今後数週間以内に組閣を行う意向を表明しています。
・欧州駐日委員会代表部
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