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2005年03月27日

NPO法人ヘルスケア・リレーションズ誕生/5月に研究大会(終了)

オリンピックセンターの外観 患者中心の参加型医療の実現をめざす「NPO法人ヘルスケア・リレーションズ」(和田ちひろ理事長)が、このほど内閣府から認証を受けて誕生しました。インターネットでの意見・情報交換や定例研究会などを通して、医療機関を取り巻くさまざまなステイクホルダー同士による議論を重ねていきます。また、5月22日(日)には「第5回患者中心の参加型医療研究大会」を、東京・渋谷の国立オリンピック記念青少年総合センター(写真)で開催します(終了しました)。

第5回患者中心の参加型医療研究大会のポスター ヘルスケア・リレーションズは、旧称「ヘルスケア・リレーションシップ・マーケティング研究会(通称HCRM研究会)」が内閣府より認証を受けて特定非営利活動法人となったものです。これまで、患者中心の参加型医療を実現するため、定例研究会や病院見学会、宿泊研修会などさまざまな催しを行ってきました。

 5月22日(日)の第5回大会は、「患者参加ですすむ医療安全」をテーマに、患者の参加によって進むことが考えられる医療安全の具体的な方策を、「病院内での患者参加の医療安全の取り組み事例」など5つのセッションに分かれて、医療従事者、医療機器メーカー、マスメディア、患者など多様な視点から議論します。
 また、シンポジウム「患者参加ですすむ医療安全」も行われます。プログラム、演者、パネリスト、参加費等の詳細は同法人のホームページで。

特定非営利活動法人ヘルスケア・リレーションズ

投稿者: JCAFE事務局  2005年03月27日 20時33分
Comments

今、この大会のシンポジウム「患者参加ですすむ医療安全」に参加しています。参加者はざっと見ただけで300人近くはいて、その顔ぶれも、患者や医師や看護師だけでなく、ごく一般の市民らしい人や若い人が多く見られ、このテーマに寄せられる関心の大きさが分かります。

私は、来るのが遅れてシンポジウムの途中からしか聞けず、午前中のテーマ別セッションに参加できなかったのが残念でしたが、患者、医療者、NPO、ジャーナリストなど、さまざまな主体がそれぞれの立場や経験、思いから話をしました。

詳細は、いずれNPO法人ヘルスケア・リレーションズのホームページや出版物などで報告されることと思います。今日のシンポジウムでのパネリストの話や会場からの意見を聞いた上での、個人的な感想としては、同法人がHCRM研究会時代から追究してきた「患者中心の参加型医療」が、新しい段階に入りつつあるということです。

これまで、「参加」や「情報開示」といっても、患者団体や本人・家族、NPOなどの側と、医療提供者側の認識のずれや基本的な情報不足が問題とされ、ややもすれば対立的な構図が強調されることが多かったのですが、今回は、ではそういう状況を打開し、参加型医療を実現するにはどうすればよいか、という意識を、医療を提供するもの、受ける者の両者や、一般の参加者がより明確に持ってこの大会に臨んでいたと思います。

特に、医療提供者と受ける側の情報の非対称性を解決するための仕組み、手法や、第三者機関のあり方、医療コーディネーターの可能性など、公正で透明性の高い仕組みをつくることが必要であることが、パネリストや参加者から強調されたのが印象的でした。

また、両者ともに、「できること」と「できないこと」を、以前より正直に話していこうとする姿勢を持つようになりつつあることが、各人の話から分かり、参加と情報公開を求めるNPOや個人、医療者の努力が、確実に形になりつつあることを実感しました。

写真はコチラ⇒ http://www.viva.ne.jp/news/archives/hcrm050522.jpg

Posted by: 後藤隆 at 2005年05月22日 16:16

頭の中でこうなったらいいのに、と思っていたことが
現実のこととして、また一歩踏み出したようですね。
その瞬間に私も立ち会いたかったです。
患者だけでなく、そこで働く人たちにも優しい医療の場で
あってほしいと思います。

Posted by: なつこ at 2005年05月23日 00:40
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